過去の後悔が忘れられない理由とこれからの生き方

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過去の後悔は誰もが持っています。
大きいものから小さいものまで、
これがなかなか忘れられないんですね。

過去の後悔が忘れられない記憶のメカニズム

過去のつらい記憶や忘れたい出来事なんかは多いですよね。

1つ、残酷な話をします。

過去の後悔は忘れることができません!

これは人の記憶のしかたに起因します。

人がある出来事を記憶するときは、
感情が絡んできます。

楽しかった思い出とか、
辛かった思い出っていっぱいありますよね。

では、
特に何とも思わなかった出来事を思い出せますか?

たとえば、
学生の頃の文化祭や笑い話はいくらでも思い出せます。

では、授業中に窓の外を見てたら、
雀が飛び立っていく姿を見たことは覚えてますか?

はい、覚えてないですね。

え?そんなことは無かった?

いやいや、それはどうか分かりませんよ。
だって、あなた学生の頃の記憶を1秒単位で覚えてるわけじゃないでしょう?

雀が飛び立つところなんてどうでもいいんです。

だから覚えてない。

逆に、楽しかったことや辛かったことなど、
感情が共にあった出来事というのは記憶に残ってしまうのです。

辛い、苦しい、恥ずかしい、気分が悪い……

こういった負の感情が発生した出来事というのは、
頭にこびりついて離れないものです。

で、厄介なのが思い出すとき。

これを思い出すたびに、
また負の感情が湧いてきますよね?

感情によって、より記憶が定着してしまうのです。

辛い記憶というのは思い出せば出すほど記憶に残ってしまうのです。

そうなってしまってはもう、忘れることはできません。

そもそも、
都合よく楽しい記憶残して辛い記憶消す方法なんてあるわけがないのです。

諦めましょう(悲)……

過去のことを思い出しそうになったら

過去の後悔を無くすことはできませんが、
ダメージを最小限に抑える方法ならあります。

過去の事を思い出そうとしたときに、
冷静になるんです。

過去の記憶から再び負の感情が湧いてくる前に、
心を落ち着かせましょう。

具体的には、
「あっ、過去のこと思い出そうとしてる」
と気づくだけでOKです。

最初は難しいかもしれませんが、
過去の嫌な思い出が湧いてきそうになった瞬間、
「あっ、」と気づくのです。

ちょっぴり嫌な気分になるかもしれませんが、
そのことをガッツリ思い出して1時間くらい悶々とするよりはマシでしょう。

過去の後悔を塗りつぶしていく

過去の後悔を消すのはほぼ無理ですが、
これから塗りつぶしていくことはできます。

これから先の未来で楽しいことを増やしていけばいい。

過去は変えられませんが、
これから先の未来はどうとでもなります。

今、あなたがやっていること、やろうとしていることで、
未来の自分が後悔しそうなことはすぐにやめてください。

そうすれば、未来の自分が後悔せずに済みますから。

そして、楽しい思い出が増えれば、
過去の後悔も小さく見えてきます。

どんどん塗りつぶしていきましょう!

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