なぜ勉強するのか?この3つの答えで納得してもらおうか!

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なぜ勉強するのか?

誰もが一度は考えたことがあるのでは?

大人になって子供に聞かれると、
なんとも答えづらい質問ですね(笑)

多くの場合、
「いい仕事に就くため」
「将来のため」
「やりたいことをやるため」

などというありきたりな答えしか返せないでしょう。

大人も深く理解してないということですね。

子供からしたら、
「仕事と関係ない」
「やりたいこととは関係ない」
といった反論もあり納得するのは難しい。

「なぜ、勉強するのか?」
大人も子供も今日ここで納得してもらいます!

上からの視点で見る

まず、視点をどこに置くかという話。

個人的視点から見ていたら、
いつまで経っても見えるものが見えてきません。

もっとマクロ的な視点で見てみましょう。

そもそも、
なぜ日本はこんなに暮らしやすいと思いますか?

戦争もないし、
子どもは働いてないし、
先進国としてあらゆるものが普及してるし、
何かあっても最低限度の生活は国で保証してくれる。

昔、勉強をがんばった人たちが、
日本という国を動かし、
改善に改善を重ねた結果です。

そして、今も勉強をがんばった人が国を動かしています。

政治家や研究者はバカじゃなれません。

そういう人たちを育てる環境があったから、
日本はここまで発展しているのです。

つまり、
日本が先進国であり、
国民が豊かな生活を送るために必要だったのが勉強です。

いまいちピンときませんか?

じゃあ、こう考えてみましょう。

日本から学校をなくしたら?

犯罪は増え、
法律もクソもない世界で生きづらい。

毎日死ぬか生きるかの大変な人生ですよ。

当然、国が発展するはずもなく、
経済も回らず、
どんどん衰退していきます。

新しいものは入ってこないし、
周辺国との交流もなくなる。

武力が正義となり、
新たな秩序が生まれることはあるでしょうけど、
それは武力を持つ人にとって有利なもの。

今の民主主義のようなものはまず無いでしょう。

そんな生活、できますか?

僕はちょっとキツイですね。
マジ、勘弁です。

日本がこうして豊かで、
治安も比較的よくて、
新しいことがどんどん生まれ、
楽しいことが多いのは勉強のおかげ。

日本が先進国であるために、
勉強は必要なのです。

日本なら小学校に通う年齢なのに、
既に毎日働き詰めの子どもたちだっているんです。

勉強があったから、
日本は、
我々の生活は、
今こうしてここにあるのです。

まぁ、
「そんなもの俺の人生とどう関係ある!」
と言われてしまえばそれまでなんですが。

国民全員が国を動かせるわけじゃないからね。

でも、最初に言った通り、
個人の視点ではなく日本という『国』の視点で見ると、
こういうことなんです。

個人的な理由を見る

『国』という視点で見ると勉強が必要なことは分かったけど、
じゃあ、個人的視点に移すとどうか?

例えば、
『生きる』ことが目的であるならば、
勉強なんかしなくたって生きていけます。

何かあっても生活保護がありますし。

こうして考えると、
勉強する理由というのが分からなくなってしまいますね。

広い視野を持つため

学べば学んだ分だけ物事を多角的に見ることができます。

『A』というものを見たときに、
『B』という答えが出たとしましょう。

でも角度を変えると『C』や『D』という答えも見つかる。

勉強してれば、
いろんな場面で有利な選択肢が増えるんです。

仕事でも友人関係でも、
いろんな解決策が見つかりやすいんです。

直接学んだことは役に立たないかもしれない。
でも学び方や勉強した経験が選択の幅を広げてくれます。

どこに、どう転んでもいいように

例えば、
小さいころから株を叩き込まれ、
稼ぐ能力がずば抜けて高ければ、
学校に行かなくてもいいでしょう。

稼げますから。

コミュニケーションとか、
集団行動とか、
社会一般の常識は少し欠けるかもしれませんが、
稼ぐには十分。

しかし、
そんなこどもほとんどいないですよ。

親が投資家や起業家で、
小さいころから稼ぐ術を学べる人なんて稀。

そうでないなら勉強してください。
どう転んでも立ち上がることができるので。

先ほども書きましたが、
視野を広く持てれば転んだ時もスッと立ち上がれます。

勉強しないでろくに知識を持たずにいると、
転んだが最後、
這いずり回ってお終いです。

最初に無くなるのは金。
そして家族。
下手したら住所さえ失ってしまうことも。

住所がないと日本で認められてる『最低限度の生活』すら送れません。

そんなの嫌でしょう?
なら転んでも立てるように勉強するんです。

例えば、
勉強せずに中卒で働いたとしましょう。
それでも結婚して子供も生まれ、
幸せといってもいいくらいの暮らしをしてたとします。

じゃあ、
ここで派手に転んだらどうしましょう?

自己や事件に巻き込まれたり、
自分が意図せず不祥事をやらかしたりすれば、
一瞬で職を失います。

働けなくなったらどうしますか?

勉強していれば、
なんらかの解決法が思い浮かぶものです。

たとえば、
今まで貯めた貯金で投資を始める、
新規に事業を始める、などやり方はいくらでもあります。

勉強してないとこういう考えが浮かびませんし、
仮に浮かんだとしても具体的な方法が分からないので行動に移せません。

最悪、変な人に騙されて財産を失います。

ついでに家族も離れていきます。

結局、知識のない人は、
知識のある人に搾取されて終わるんです。

簡潔に言うと幸せになるため

1つ目の、
『日本が先進国であるため』という理由は、
個人視点で見るとあまり関係ないように思えますね。

それは置いといて、
2つ目の『視野を広げるため』
3つ目『転んでも立ち上がるため』というのは、
幸せになるためには必須です。

視野を広げるということは、
それだけ選択肢が増えるということ。

つまり、進める道が多いということです。

道が1本しかなかったら、
険しい山道で猛獣が出て、
うっそうとした森で怖くても進まなければなりません。

でも、10本道があったらどうでしょう?

あっちの道は険しいから、
こっちの舗装された道を歩こう。

もしダメだったら引き返して別の道を歩こう。

そういう選択が取れるんです。

前に進めるんです!

そして転んでも立ち上がるというのは、
道を歩いてるとき、
石につまづいて転んでも立ち上がれる力。

これがないといくら舗装された道でも、
転んで這いずり回ってばかりで先へ進めません。

道にトラップが仕掛けられてたら最後。
そこで終了です。

転んでも力があれば立ち上がれます!

多くの道から進むべき1本を決め歩きだす。

その道で転んだらすぐに立ち上がる。

これができないと幸せは掴めません。

反対にこの2つができれば、
どんなに道を誤ろうと、
どんなに転び傷だらけになろうと、
ゴールにたどり着くことができます。

今、微分・積分を学ぶ理由や古文を勉強する理由は全く持って分からないでしょう。

たぶん、大人でも分からない。

だけど、
それを知る人は教師という道や研究者という道が選択肢に増えます。

『学ぶ』とは『選択肢が増える』ことです。

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