やられたらやり返す人は、『損したくない心理』がある。

この記事は約3分で読めます。

やられたらやり返す人っていますよね。
「倍返しだっ!」

友達同士でふざけて叩くと
強めに叩き返してきたり、
インターネット上でも非難されたらし返すとか。

実は、
誰にでもある心理からくる行動なんです。

守矢 竣三郎
守矢 竣三郎

僕にもあなたにもありますよ。

損したくないという心理

やり返すというのは、
やられっぱなしだと自分が損をすると感じるからですね。

自分だけマイナスなのは損だから、
相手もマイナスにすればいい。

損をするのは誰だって嫌です。

だから、ちょっとしたことでもやり返す人はいるし、
昔の記憶を掘り起こして何か言ってくる人もいますよね。

どうしたって、
自分だけマイナスという状況が嫌なんです。

相手との差をなくしたいだけなんですね。

「損をしたくない」という心理は誰にでもあります。

それが、
やられたらやり返すという行為につながるのです。

やり返さない大人な人

やり返さない人もいますよね。

何をされても大概のことは笑い飛ばす人。

彼らは「損したくない」という心理が抜け落ちているのかというとそうではない。

ひたすら我慢している人もいるでしょうけど、
それよりも、やり返したところで意味がないことを知っているのです。

「やり返し」の「繰り返し」

「やり返し」は繰り返されます。

何かされたからと言ってあなたがやり返すと、
相手も同じようにやり返したくなるんです。

「最初に仕掛けてきたのはそっちじゃないか!」
と言いたい気持ちはわかります。

ただ、相手からしたら何気ないことで、
それに対して反撃してきたことに対し「損をした」と感じてしまいます。

やり返しというのは繰り返されます。

子どもの喧嘩を見ると分かりやすいですね。

片方が叩くと、も片方も叩き返す。
叩き返されたらさらに強く叩く。
……以下、繰り返し。

子どもだけじゃないですよ。

大人になれば手こそ出しませんが、
言い合いになることはよくあります。

お互いに傷つけあって、
お互いに損をしまくるという。

「やり返し」は繰り返されます。

お互いに損をし続けるんです。

最終的にプラスを得る

大人な対応ができる人は、
そもそもやり返しません。

やり返すことで損が膨らむことを知っているから。

やり返さなかったら自分だけ損をします。

でも、これ以上損をすることもないです。

またこういう人は最終的に得をします。

直ぐにやり返す人がいたら、
あなたはどう思いますか?

友達でいたいですか?

一緒に遊びに出かけたいですか?

やり返さない人というのは、
一見損をしているように見えますが違います。

損を最小限に抑え、
付き合いを大切にすることで得をします。

最終的にプラスになるんです。

「損して得取れ」の考え方ですね。
賢い。

やり返す人に遭遇したら

やり返す人に遭遇したら、
あなたは何もしなければいいんです。

言い返す必要もない。

笑い過ごせばいいんですよ。

そうするとあなたの評価は上がります。

「あの人はめったなことでは怒らない」
「いつも穏やかだ」
「優しく、頼りがいがある」

すると、いろんなところで得をします。

それが直接社内での評価に繋がったり、
人間関係が円満に続いたりと、
メリットだらけ。

どんな人にも
「やり返したい」という思いは湧いてくるものです。

損したい人なんていませんからね。

だけど、
一時の損を我慢できないばかりに
さらに大きく損をすることはよくあります。

本当に損をしたくないのなら、
感情ではなく理性で行動していきましょう!

タイトルとURLをコピーしました